完全な美しさで舞う、羽生君のショートプログラム!!

おめでとう。グランプリファイナル2013での金賞!




こんなフィギュアスケートは初めてみました!
演技する直前の姿を見ると、その時の調子が感じられますが、
今日は特別感があると思ったら、やはり来ました、といったところです。

フィギュアスケートというのはスポーツであり、身体芸術とは違うと思っていたのですが、今回の彼の姿は「表現そのもの」でした。
ほとんどの選手は多くの練習を重ねて、ある枠の中で演技をしているように見受けられます。
羽生くんの場合も、もちろんそれは言うまでもないのですが、それに加えて彼自身の内にあるものと特別な身体の形が彼の独自感を醸し出しているのです。
少女漫画に出てくるような身体で、上へ上へそして横へと軽く伸びやかにベクトルが向かっています。
重心が下へ行く人たちはどうしても重くなるのですが、羽生くんの軽やかさはまるで羽が生えているよう。
そのうえ瞳や指から、体から光線が出ていて空間が創造されています。
どの瞬間も、どの角度から見ても完全な形を私たちに見せてくれています。
彼自身だけで演技をするということを超えているようです。

どんなタイプの身体表現においても演技をする人たちがその人自身を超えて空間まで関与できるのはほんとうにまれです。
彼は一瞬一瞬の中だけに存在し、宇宙と一体になっていたのでした。

ここまでできるなんて彼は日本人を超えて新しいタイプの地球人ですね。
彼はどこの星から来た人なのでしょうか。

ここで動画を紹介していますが、画像自体がよくないのでそこまで感じることができないかもしれません。でも、もしできるなら彼の波動を見てください。そしてそれを感じ取って自分自身の中に取り入れることができたのなら、深い落ちつきと輝きを見出せると思います。
まさに至福。


私は新聞もニュースもあまり見ないので、彼のこの「99.84」という数字に表れた大評価がどのように報道されているのかわかりませんが、日ごろフィギュアスケートを見ない人たちにも彼の名前は知れ渡ることでしょう。

素晴らしい芸術が人々を高めていくことは必至です。